普天間基地問題

普天間基地移転先が辺野古周辺に落ち着いたようだ。沖縄の方には申し訳ないが、キーストーン・オブ・パシフィック(太平洋の要石)と言われた沖縄の位置的価値、戦略的価値は、アメリカの現在の前方展開戦略に変化がない限り変わらないだろう。極東、東アジアに安定と平和が確保される限り日本の平和も維持できるのではないか。確かに基地は無いほうがよい。しかし基地は必要悪ではないだろうか。安易な気持ちで「沖縄の基地を国外に」と言ったところに、又自民党政権が行ってきた事を否定するために行ったことが、今日の混乱を招いたのではないだろうか。日米間の信頼を不安定なものにする結果を招いたのではないか。「日米同盟を堅持」するならその意義・価値を明確に国民に説明しなければならない。戦略論に基づいた沖縄の意義・価値を説明せずして沖縄県民、国民の理解と支持は難しいのではないか。戦略論を展開すると、仮想敵国の設定などを明らかにする事になり外交上に問題が生じるであろう。そのことはそのように説明すべきではないだろうか。民主党政権は「主体的な外交戦略を構築し」と言っている。戦略局の設置を目指しているが「主体的な外交戦略」は構築できたのであろうか。又「緊密で対等な日米関係をつくる」としているが「対等」の定義は何だろうか。日本は戦後60数年を経た。終戦後或いは敗戦後、戦争史、戦闘史はタブーであり、何一つ教育してこなかった。そのつけが今後の日本のかじ取りに回ってくるのではないかと危惧する。国家にとって最も大事な事は、国民に対する「平和と独立」の担保ではではないか。「骨かくす皮にはたれも迷いけん美人というのも皮のわざなり」現今の日本は、皮に迷っているのではないかという気がする。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by airborne-freefall | 2010-05-24 22:53

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